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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

【水際から見る】日本地図学会巡検【東京の川と地形】 

日本地図学会の水際巡検「水際から見る東京の川と地形」に
非会員ながら紛れ込ませていただきました。
地図学会の巡検に同行させていただくのは今回が初。
今回のコースはスカイツリー足元のおしなり公園船着き場を出港して北十間川→横十間川→(小名木川クローバー橋)→小名木川→(扇橋閘門)→(高橋:昼食)→隅田川→(両国橋)→神田川→(柳橋)→(聖橋)→日本橋川→(JR外堀橋)→日本橋船着き場到着というもの。時間に余裕があれば日本橋から更に下流に下って亀島川を下り、永代橋から日本橋川を遡上して帰着というルートもあったらしいですが今回はそこを省略。
一般の観光クルーズでも回れるところなのですが、それでもこれだけのコースをいっぺんに回れるのは今回のような企画でもないと無理。参加費用も¥4,500-(非会員)とリーズナブルだし。
因みに一般の観光クルーズで今回のコースを網羅しようとすると費用は倍くらいかかってしまいます。
それに加えて参加者は地図、地形に関しては第一人者とされる方も多いので合間の雑談等も非常に楽しいイベントでした。


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11時15分頃忍成公園船着き場をスタート

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西十間橋下からのスカイツリー

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第一作目の劇場版パトレイバー的な雰囲気

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アオサギ、今回思った以上に野鳥がいて軽く驚いた

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JR総武線 錦糸町駅付近
ここに限らず鉄道橋付近では”やっぱり皆さん橋を通過する電車が見たいですよね?(当然だよね?)”という感じで速度を落として時には後進したりして通過を待った。地図とか地理、地形好きってやっぱり鉄道好きだよね(笑)

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小名木川クローバー橋

【扇橋閘門】
今回の巡検、午前中のハイライト。
今年9月いっぱいで二年弱に渡る長い改修工事期間に入り、その工事期間中は通行止めとなってしまうので体験観光クルーズを考えている方はご注意を。

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手前で待機していると閘門扉が上がり、閘室に進入可となる表示および青信号

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後方の閘門扉下を通過、閘室に進入

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後方の閘門扉が下がり、注水開始。一気に1.5m水位が上がる

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進行方向と水位が揃ったら前閘門扉が開いて航行再開


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「引き波禁止」の標識
船が係留されているので航行の際は徐行して波を立てないようにしなければならない。

新小名木川水門手前の高橋の船着き場で一旦上陸し、各自昼食を摂って約一時間後に再び集合。
船着き場に到着したもののカギを管理する江東区の担当者が時間を勘違いしていたらしくしばらく船上で足止めを食らってしまっている間に東京スリバチ学会の方からの臨時講座が開催されたり(笑)
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周辺の地形に関するレクチャー

同じく巡検に参加していたみのいちさんと二人で特に当てもなくぶらぶら歩いていたら、丁度いい具合に深川めしを供してくれるお店があったので入店。

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割烹 みや古

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深川めしセット(¥1,500-税別)をいただく

少々時間が余ったので食後にしばし散策。
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銭湯に併設されていたコインランドリーの表示、なぜなのか?

出港前には船着き場の塩ビパイプの中に落ちて閉じ込められてしまった鴨のヒナを救出するハプニングがあったりしながらも再出航。
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救出されたヒナ二羽
恐らく水位が高い時に波に煽られてパイプの中に落ち込んでしまったものと思われ、落ちてから数日経過してしまってかなり衰弱している様子だった。江東区の方がこの後のことを色々調整していたけれど、休日なので野鳥保護団体とも連絡がつかない様子だったので気がかりではある。助かってくれたら良いけれど。

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首都高速道路両国Jct.
橋脚が建てられなかった下段の橋桁を上段の橋桁から吊り下げて補強している部分。
首都高はいたるところに空間利用に知恵を絞った痕跡がうかがえる。

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柳橋付近でアオサギ

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小松屋
柳橋の佃煮製造販売の小松屋で柳橋周辺の由緒などを聞いた後、佃煮の船上販売。あさりの佃煮を購入。

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屋形船が多数係留されている神田川を遡上

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東京メトロ 丸の内線鉄橋

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聖橋は工事中で仮囲いパネルにすっかり覆われていた

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神田川のこの区間は江戸時代に伊達藩が工事を命じられて人工的に開削した

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水道橋を過ぎて日本橋川へ

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雉橋付近
元々の流れは正面方向だったものの埋め立てられ流れを変えたので橋の欄干が残っている。

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石に刻まれた施工者のマーキングが見える江戸城の石垣

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JR外濠橋
山手線、京浜東北線、中央線が通る。旧鉄道省時代に架橋されたものなので機関車の動輪をかたどった鉄道省の紋章がある。横書き右からの読みで『大正七年』と刻まれている。

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首都高下を進む

改修工事中の常磐橋を抜けいよいよ終点の日本橋。

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日本橋の下流側(左)と上流側(右)
日本橋の下を一旦通過してからUターンしてくれるサービス付きだったので上流側、下流側共にクリアに眺められた。

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日本橋の高欄と首都高の背面装飾

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終点日本橋船着き場

日本橋到着はほぼ予定通りの16時ちょい過ぎ。
食事休憩約一時間を含む五時間にわたるクルーズをすっかり堪能したいち日でした。


さすがに今回は画像が多すぎるので全部を貼らずにアルバム用意、そのうちキャプションを追加するかもしれませんが何せ情報量が多すぎて(笑)⇒日本地図学会巡検(2017/08/11)
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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タグ: 日本地図学会  東京スリバチ学会  境界協会  巡検  水路  神田川  日本橋川  扇橋閘門