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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2016Sep22Thu

(完結)【PC9から】SR600 Nihon Alps 完走(ツーリスト)記録-4【PC15(goal)まで】 

SR600 Nihon Alps 完走(ツーリスト)記録-3 より続く(完結)

<PC9 乗鞍岳(畳平)(383.2km)08/18/11:23着>

小雨というかミスト状の霧雨が降るというより雲の中に突っ込んでいく感じで濃霧の中のダウンヒル。
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下りウェット路面でこの見通しの悪さ。
慎重に下らないと冗談抜きで命にかかわる。
万が一コースアウトして転落してもこの濃霧では見つけてもらえない可能性が非常に高い。
猛烈に握力を消耗しながらのダウンヒル。更に長野側の道は路面が荒いので手首への負担も大きい。

標高が2,000mを割り込むと途端に空気の質が変わった感じがして一気に暖かあくなったと同時にミスト状だった雨粒が大きくなり小雨が降ったりやんだり。それでも長野県側ゲートまで降りてくるころには小康状態に。
ゲートで待機していた管理人さんと軽く一言二言。
どうやら乗鞍スカイラインは閉鎖されてしまったとのことで、なかなかきわどいタイミングでの通過だったようだ。

時間が押しているのは理解していたけれど、さすがに低体温気味で軽く頭痛もしていたので温泉で身体を温めてからリスタートすることに。
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乗鞍高原湯けむり館に寄り道。
少々慌ただしかったけれど30分ほど身体を温め、前夜のコインランドリーで洗濯したばかりのウェアに着替えてさっぱり。
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風呂上がりにコケモモソフトクリームをいただきリフレッシュ。

表に出たら入浴中に本降りの雨エリアが通過したらしく、路面はあちこちに水溜りのあるウェット状態。
時間的にはビハインドだけれど雨を避けられたので結果オーライなのだと自己暗示的に。

松本に向けての気分良いダウンヒル。。。と思いきや、奈川渡ダム、水殿ダム、稲核ダムと三つ連なるダム沿いにいくつもあるトンネル内の路面が荒すぎてものすごくストレスになる。
狭いし大型車両はひっきりなしに走るし。
この区間はこのSR600 Nihon Alps最大の難所といっていいと思う。
あるいは全体を通して非常に気持ちの良いコースなのに画竜点睛を欠く最大の短所か。

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『三連ダム』の内最上流に位置する奈川渡ダム

どうにかこうにか悪路走行をノートラブルで切り抜けた先が松本。
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アルピコ交通新村駅付近を通過。
”アルピコ交通ってなんぞ?”と思ったけれど、松本電鉄のことだったのね。
※厳密には松本電鉄他が統合して商号を改めた。
っていうかもう五年以上前に変わっているのに相変わらずGoogle Mapsでは松本電鉄になっているし。

乗鞍からずっと路面がウェットであちこちに水たまりができていてついさっきまで激しいゲリラ豪雨が猛威を振るっていたことが伺える。やはり乗鞍で温泉に寄り道したのは正解だった。ただし自分の胸元からほんのり硫黄臭が立ちのぼってきて意外ときついことを除けば、ではあるけれど。
松本市中心部から少々南に外れたところを西から東へとほぼ一直線に横切ったところが次のPC

<PC10 南松本(松本市神田)(445.8km)08/18/15:57着>
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軽くミスコースをかましながらも中央道塩尻IC付近でR20に合流。
この先は何度も走って馴染み深い塩尻峠である。
とりつきはそれほど勾配が厳しいものでまなく、ダラダラ進んでいくとピーク近くなってから登坂車線が現れるといういやらしい坂道。登り始めるころに雨がぱらつきはじめ、以後しとしとと細かい雨。

登りでそれなりに心拍は上がっていて発熱はしていたはずだけれど雨に濡れて暖かいものが欲しくなり、ちょうど目についたラーメン店に立ち寄り。
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以前はこんなラーメン店なかったはずと思って調べてみたら、以前もラーメン店ではあったものの屋号は『牛若丸』、でその前は『ラーメンショップ』だった。
飲食店は移り変わりが激しい。
見た目ほど味は濃くなく意外とさっぱりした感じで美味しかった。

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塩尻峠を越えて、ドライコンディションなら心で快哉を叫びながら駆け下るダウンヒルだったもののウェットコンディションではさすがにおっかなびっくり。速度が上げやすい緩い勾配なのが却って幸いして制動が効かずに怖い思いをすることもなく。

これまたおなじみ岡谷インター西交差点から岡谷市内に入り、諏訪湖方面へ。
天竜川起点近くの天竜橋を渡らず諏訪湖北岸方面へ進んで次のPC
本当ならここでウナギでも食べたいところだったけれどさすがに塩尻峠でラーメンを食べてしまったばかりなので食欲わかず。

<PC11岡谷湖畔公園(472.7km)08/18/18:45着>
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この時点で雨が降降りはじめ、この先も雨に降られそうだったので途中仮眠は難しそう。
時間的にはロマネット営業終了まで休んだらゴールはぎりぎりになりそうだったけれど、この先屋外での仮眠が難しそうだったのでロマネットで大休止を入れておくことに。
ところがなぜかコース沿いにあるロマネットの場所を勘違いしてぐるぐる回って時間ロス。
さすがに疲れが溜まってきていたのか。
ロマネットで汗を流して休憩コーナーのソファに寝ころびアイマスクと耳栓を装着して仮眠。
休憩コーナーはあ貸し切り状態だったので不要だったかも。

閉店時刻になり、店員に起こされ着替えてリスタート。
かなり長いこと寝たはずなのに疲れが抜けた感じがしないのは非常によろしくない兆候である。困った。

諏訪大社下社南側から西側を巻くようにして山間部へ。
住宅街を走っていたと思ったらあっという間にさみしい山道になったのでその変化にちょっと面食らう。
街灯がほとんどなく、道幅は狭く、交通量がほぼ0な山道でこの先にホントに公園なんンかあるんだろうかといぶかしんでしまうような寂しい道を淡々と進む。
乗鞍温泉で休憩したとき同様休んでいる間に雨のピークは過ぎ去ってくれたようでウェット路面、やや濃い霧の中淡々とペダルを踏み続ける。この区間、地味に勾配きつい。

<PC12 蓼の海公園(483.9km)08/18/23:49着>
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想定よりかなり遅れたあPC到着。
残時間を考えるとこの先ほとんど休憩らしい休憩を取れないけれど、それは覚悟の上でロメネットに寄ったのだし、とは自問自答するがそれにしても思った以上に疲労が抜けていない。
KNの時にはこんなことなかったのに。

道は霧ヶ峰に向かってまだしばらく登りが続く。
この登りで何度かマイクロスリープに見舞われてしまい、走りながら意識を飛ばしてしまって進行方向右側のガードロープに接触してしまいあわや大惨事という場面が一度。しばらく立ち止まってしまうこと数度。
それでも休み休み進むうちにようやく覚醒してきて霧ヶ峰ピークに至るころには何とか復活。
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霧ヶ峰はその名に恥じぬ濃霧っぷり。
それにしても深夜の時間帯で対向車に一度も遭遇しなかったのは僥倖と言って良い。

白樺湖に向かって短い下り、湖を過ぎたらまた登り返しになる。
霧ヶ峰を経由してこのコース最後の大物大河原峠へ。

一旦白樺湖に向かって軽く下った後に登り返し。
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登り返しに差し掛かったところで見かけた自販機にはホットドリンクがラインナップされていた。
Hot缶コーヒーの温かさと甘さに心が落ち着く。

大河原峠を通るのは初めての経験で、予習もイマイチ中途半端なのでプロファイル不明のまま挑んでみたけれど、とにかく急勾配な区間がほとんどない代わりにひたすらだらだら登らされるという印象。

<PC13 大河原峠(521.6km)08/19/03:13着>
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見通しが悪いコーナーが多いので何度か”この坂越えたらピークかな?”⇒外れ! という流れでちょっと心を削られつつもようやく大河原峠に到着。
この時点でさすがにランドヌール部門での完走はむつかしいかも知れないと、ツーリスト部門での完走を覚悟したけれどもここ、大河原峠から先は実に距離24km、高低差1,300m以上にもなる長い長いダウンヒルなのでまだギリギリ隊でのゴールは充分に可能性がある。
雨上がりで路面はウェットとなっているものの幸いにして雨は降っていない。
次のPCに向かう長いダウンヒルを一気に駆け降りるべくリスタート。
しばらく前まで降っていた雨の勢いはかなり激しいものだったようで、実際ゴールしてから目にした報道ではいわゆるゲリラ豪雨が長野県のあちこちで様々な影響を及ぼしていた。
そのためアスファルト路面には水の流れに沿って堆積した落ち葉や枝等が筋状に横切っていてところどころこんもりと盛り上がっていたりもした。
急ぎながらも速度は抑え、極力路上のごみを踏まないようにライン取りしながらのダウンヒルだったがそれでも場所によっては避けきれなかったり見落としていて突っ込んでしまったり。
そんな中直線のダウンヒルを走行中”ぱぁああああん!”と乾いた音とともにいきなりハンドルがバタバタとぶれ始めたので慌てて停止。
どうやら前輪がパンクしてしまったようで、グレーチングでリム打ちか、あるいは枝を踏んで穴が開いたか。。。と状況を確認してみて一瞬言葉を失った。
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サイドカットなんてもんじゃない、タイヤ側面がぱっくり口開いてる。ホイール自体を確認してみたらリム側面に凹みがあったので、どうやらタイヤが木の枝等を踏んだ際に跳ね上がってホイールとフォークの間に一瞬挟まってしまったようである。

さて困った。
普段600以上走る際には交換用タイヤを携行することもあるけれど、今回は時間が厳しいSR600なので携行品はかなり削ってしまっている。タイヤブートはあるけれど、果たしてこのサイズの穴に対して有効なのか。
ひとまずタイヤブートで対応し、エアを注入。どうにか走れそうなのでひとまずゆっくりとリスタート。
それまでもそこそこ抑え気味だったけれど更に慎重に。ペースが上げられないとランドヌールがとかツーリストがとか言っている場合ではない。ことによったら佐久から輪行で帰る羽目に陥るかも知れないのだ。

<PC14 佐久市野沢(546.8km)08/19/05:01着>
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おっかなびっくりのダウンヒルが終わり、ゴール前最後のPCであるR141標識にたどり着けたのは良いものの、果たしてこの先ゴールまで進めるのか。残りは50km強。

前方に7-11の看板が見えたのでひとまずそちらに移動。
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タイヤの状況を確認してみたらタイヤブートがポッコリ盛り上がっていた。
タイヤがヘルニア起こしてる。。。

TwitterのTLでのフォロワーさんの提案でガムテープ補強を試してみることに。
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タイヤを外し、タイヤブートの上から広い範囲をガムテープでがちがちに補強する。復旧して圧を加えても先ほどまでほどには盛り上がらないので何とかなりそうな感じ。

7-11に到着した際、DNFも考慮して念のためにGPSのログレコードをストップしていたのだけれど再開してリスタート。しばらくは様子見で無理のないペースで。
R141は色々なブルべで通るなじみ深い道。
佐久から佐久穂を抜け、小海線と千曲川沿いに南下しつつじわじわと標高が上がっていく。信号待ちのたびに前輪の様子をうかがってみるけれど、特に異状は見当たらない。
ホッとして進んでいると小海駅近くで後輪に違和感を覚え、後輪に触ってみたら明らかに圧が下がっている。”前輪サイドカットの次は後輪スローパンクかよ。。。”と、心で毒づきながら進んでいたら一気に走行感がおかしくなった。
スローだと思ったのは発生直後だったからで、実際には普通にパンクしていたようである。
小海駅にほど近い、千曲川に架かる歩行者用の橋にエスケープして今度は後輪のパンク対応。
チューブの穴がすぐに見つかったのでパッチで対処して復旧リスタート。7-11リスタートの時点でランドヌール部門での完走の目は消滅したけれど、これで追い打ちの形。
ツーリスト認定での完走であれば無理にペースアップする必要もなく、のんびり走れば良いのだけれど、あまりのんびりしていて更にトラブルが発生してもたまらないので取り立ててペースを落とすことなく淡々と進む。
野辺山に向かう長い坂道を登り切り、ちょっとしたアップダウンの先に野辺山駅前のヤツレン工場。
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計画通りの通過時刻ならこれを食べられないはずのヨーグルト&ソフト、食後にアイスカフェオレ

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PCではないけれど、JR最高地点碑で一枚

この先は基本的に下り基調。
ここまで来たらさすがによほどのトラブルに見舞われない限り小淵沢にはたどり着く。万が一トラブルが発生してもツーリスト認定なら時間に余裕があるので歩いても間に合う。いや絶対歩かないけれど。
通常のブルべなら清里を抜けて一気に韮崎方面に下って行くけれど、このコースは甲斐大泉駅前から泉ラインを西進する。
甲斐大泉に向かう道は最後の最後のおまけ的なしっかりとした直登。
えっちらおっちら進んだ先を左折すればそれが泉ライン。
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沿道にちょっとこじゃれたお店が連なる小規模な観光道路。
GF八ヶ岳のコースにもなっているこの道は木立の中を進む静かな雰囲気が好き。

泉ラインは甲斐小泉まで。
そこから先はかなり細いながら気分の良いダウンヒルを走り抜け、ようやくStart/GoalのJR小淵沢駅。

<PC15(goal)JR小淵沢駅(605.4km)08/19/10:54着>
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スタート時刻は8月17日の1時30分なので認定時間は57時間24分
ランドヌール認定には三時間半届かずのツーリスト認定。前輪のタイヤバーストと後輪のパンクがあったとはいえ思いの外時間がかかっているのは途中ですっかり集中力が途切れたから。次はもっと頑張ります。

創業は確か大正期だったはずの駅構内の立ち食いそば店でそばをいただく。
下手に周辺の蕎麦屋に行かずにここで食べれば満足できる
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豚バラ軟骨の乗った期間限定メニュー

コインロッカーに預けた荷物を引っ張り出し、最低限のものを持って再びロッカーに預けなおし。
一路日帰り温泉施設のスパティオを目指して移動。

のんびり湯に浸かって身体を温め、湯上りにちょうどタイミングよく営業を始めたマッサージなんぞを軽く受けてさらに身体のケア。
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駅まで自走移動しなければならないのでここはビールを我慢して風呂上り牛乳。

さっぱりしてすっきりして再び小淵沢駅に引き返し
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輪行準備を整えたところで売店で購入した缶ビールをあおる。照りつける太陽の下で飲むビールは格別。

しばしまあたりいしたのち入線してきた上り普通列車に乗り込み
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今回のSR600 Nihon Alpsチャレンジは終了となりました。


いつものごとく
走行中リプライいただいた皆様に本当に感謝。
コースの設定、運営をしてくださるA埼玉関係者の皆様には心よりの敬意を。

約一か月半後、今度こそランドヌールでの認定を目指してこのコースにリトライします。
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